『都市計画審議会』傍聴のススメ。『都市計画審議会』傍聴のススメ。
まちづくり&まちこわし
へ〜ぇ。こんなオトナの会議で決まるんですね。
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半年ほど前、とある会でカジュアルな?意見募集があり、提出してみました〜。
半年後の今思うことも、今年中にはかいてみたい気もします。
** **
2008.5.19
メモ 『都市計画審議会』について思うコト
06年10月中野区より始まった都計審傍聴は現在かれこれ、1県1都4市1920区計48回(部会含む、約1/5が遅刻早退)となりました。当初、中野区都計審を『なんだコレは!?』と驚愕したのですが、他を傍聴したことより『まだまだマシなほう』と感じる今日このごろです。以下、傍聴や当事者インタビューなどより思っているコトをメモにしました。
(別添の『都計審 正副会長&学経表』をご参照くださればと思います。)
■ 都計審の制度全般について
1. 会議の運営、議論するルールというか『会議のイロハ(ABC)』から検討が必要。国交省として共通の指針はないのか? 都計審に限らず他の審議会等にも言えることか。
2. 多種多様な立場、情報量格差がある委員達に、答申とはいえ過度な判断を出させている。回答期日の指定など、当初から十分な議論をする時間、資料の提供などに配慮する姿勢がないに等しい。多くが質問会で終わっている。建議など夢物語の世界である。
3. 再開発、地区計画等案件の『現地視察』を必須とすることを切望する。
4. そもそもこの制度は、どれほどの仕事内容、仕事量を想定し委員報酬等が算出されているのか? 実にアンバランスな制度と思わざるを得ない。 (参考事例:中野区会長22000円(別途報酬もあり)、中野区区民委員3000円、港区会長22000円、港区区民委員16000円)
■学識経験者について
1. 自治体により、『広義』(地元団体=現役議員含む、元議員、医師、弁護士など)と『狭義』(都市計画、建築、緑地造園など)の学識経験者が存在するのではないか。おおよそ東京23区は狭義であるが、地方ではビックリするような選任が行われている。これでよいのか?(*参考事例:三鷹市、茨城県)
2. いくつかの自治体では委員のなり手がなく困っていたようだが、当然ともいえる。そんな中しかたなくとも引き受け、熱心に取り組んでいる委員には敬意を表したい。
一方、委員打診があるような大多数の学識経験者とは違い、ある使命をもち委員、もっと言えば会長および副会長(または代理)になられている学識経験者もいると推測する。圏央道や外環道はじめ、埼玉、千葉&茨城方面などが顕著と思われる。いわゆる、学者の道路族、交通計画族とでもいうのだろうか? 要するに、チャッカリ『適材適所』されている。(参考事例:世田谷区、武蔵野市、杉並区、千葉県、市川市、茨城県ほか)
最近、『1999, 34, 33,東京都市高速道路外郭環状線計画構想から決定に至るまでの経緯の研究 とりわけ都市計画審議会等の審議を中心として 堀江 興,』との論文を知ったのでぜひ読んでみたい。より都計審のあり方を問題と感じたのは、06年の杉並区、武蔵野市の『外環道 審議』であったので。
3. 都計審にかぎらず景観審議会なども含め、渋谷区や新宿区、かつての文京区の学識経験者(狭義)の人選には、そう違和感を覚えないが、その背景には『お膝元の大学』のカラーが現れるのではないか。大学がないに等しい中野区にとっては羨ましいかぎりである。(中野区は、千葉大にがんばってもらいたい!)
*補足です。
『三鷹市都計審』学経委員は、実質1名。会長は元市議会議長で副会長と同種。傍聴済み。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/a014/p028/d02800088214.html
『茨城県都計審』学経委員は、道路族、交通計画族が多。会長は茨城トヨタ社長。現役県議も肩書きを変え学経に。シッカリ県議枠もあるが6名中5名が同会派。傍聴済み。
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/doboku/01class/class09/work/tokeishin/gijiH19.html
半年後の今思うことも、今年中にはかいてみたい気もします。
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2008.5.19
メモ 『都市計画審議会』について思うコト
06年10月中野区より始まった都計審傍聴は現在かれこれ、1県1都4市19
(別添の『都計審 正副会長&学経表』をご参照くださればと思います。)
■ 都計審の制度全般について
1. 会議の運営、議論するルールというか『会議のイロハ(ABC)』から検討が必要。国交省として共通の指針はないのか? 都計審に限らず他の審議会等にも言えることか。
2. 多種多様な立場、情報量格差がある委員達に、答申とはいえ過度な判断を出させている。回答期日の指定など、当初から十分な議論をする時間、資料の提供などに配慮する姿勢がないに等しい。多くが質問会で終わっている。建議など夢物語の世界である。
3. 再開発、地区計画等案件の『現地視察』を必須とすることを切望する。
4. そもそもこの制度は、どれほどの仕事内容、仕事量を想定し委員報酬等が算出されているのか? 実にアンバランスな制度と思わざるを得ない。 (参考事例:中野区会長22000円(別途報酬もあり)、中野区区民委員3000円、港区会長22000円、港区区民委員16000円)
■学識経験者について
1. 自治体により、『広義』(地元団体=現役議員含む、元議員、医師、弁護士など)と『狭義』(都市計画、建築、緑地
2. いくつかの自治体では委員のなり手がなく困っていたようだが、当然ともいえる。そんな中しかたなくとも引き受け、熱心に取り組んでいる委員には敬意を表したい。
一方、委員打診があるような大多数の学識経験者とは違い、ある使命をもち委員、もっと言えば会長および副会長(または代理)になられている学識経験者もいると推測する。圏央道や外環道はじめ、埼玉、千葉&茨城方面などが顕著と思われる。いわゆる、学者の道路族、交通計画族とでもいうのだろうか? 要するに、チャッカリ『適材適所』されている。(参考事例:世田谷区、武蔵野市、杉並区、千葉県、市川市、茨城県ほか)
最近、『1999, 34, 33,東京都市高速道路外郭環状線計画構想から決定に至るまでの経緯の研究 とりわけ都市計画審議会等の審議を中心として 堀江 興,』との論文を知ったのでぜひ読んでみたい。より都計審のあり方を問題と感じたのは、06年の杉並区、武蔵野市の『外環道 審議』であったので。
3. 都計審にかぎらず景観審議会なども含め、渋谷区や新宿区、かつての文京区の学識経験者(狭義)の人選には、そう違和感を覚えないが、その背景には『お膝元の大学』のカラーが現れるのではないか。大学がないに等しい中野区にとっては羨ましいかぎりである。(中野区は、千葉大にがんばってもらいたい!)
*補足です。
『三鷹市都計審』学経委員は、実質1名。会長は元市議会議長で副会長と同種。傍聴済み。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/a014/p028/d02800088214.html
『茨城県都計審』学経委員は、道路族、交通計画族が多。会長は茨城トヨタ社長。現役県議も肩書きを変え学経に。シッカリ県議枠もあるが6名中5名が同会派。傍聴済み。
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プロフィール
HN:
(仮称)中野区都市計画審議会の健全化を求める会。 池田教子
年齢:
18
性別:
非公開
誕生日:
2006/11/12
自己紹介:
06/10/12に『中野区都市計画審議会』を初傍聴。そのコムツカシイ名称とは裏腹に、白昼オトナの空想ゲームを観戦したかのごとく衝撃を受ける。その後、委員でもない者が委員席に複数いるコト、2年半以上出席しない学識経験者の存在などを知る。これらが命名の由来です!
Under Construction!
… kyoko ikeda
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